3.仕組みを改善する基本 【急所28】工場内を誰にも分かりやすくする方法

私が友人の「川上さん」に連絡を取りたいと思ったとします。スマホの電話帳で「川上さん」を探してその場所をポチすれば電話がかかります。あるいは同じくスマホ内のメールアドレスリストの中の「川上さん」を探せばその場でメールを書いて送ることができます。住所録で「川上さん」の住所を見て手紙を出すかもしれません。
 
スマホ1つですべてがどこでも実行できるすごい時代です。とても便利ですね。ただこのような便利な生活ができる大元の理由は、私が電話帳やアドレスリスト、そして住所録をスマホのきちんと決まった場所に作って置いていて、必要な時にすぐ取り出せるように整頓していたからです。もしスマホを持っていなくて、手掛かりが「川上さん」だけであったら大混乱になるでしょう。
 
さて、同じことを工場内のモノに置き換えて考えてみましょう。工場内には材料、部品、工具とたくさんのモノがありますが、漠然と置かれていることが多いものです。そして一回きれいに並べてもすぐに散らかってしまうことも多いようです。ナゼでしょう?その最大の理由は置き場所が決められていないことにあります。
 
先ず置き場所を決めましょう。そして次にその場所に住所を付けてください。そうしておけば、今日初めて現場に来たパートタイマーの方に必要なモノを取って来ていただくことが可能です。「3丁目2番4号の場所にあるモノ」と言えば間違いなく伝わるからです。この表示は例えば「手前から3番目の棚の上から2段目の左から4番目の置き場にあるモノ」ということです。
 
それが清掃であっても、電球の交換であっても、住所があれば正確に特定できるし、不良が出た時でもすぐに駆けつけられますね。
 
皆さんの職場の住所は分かりやすいですか?新しく来た方が工場内でウロウロしないでパッとモノが取れるようになっているか、チェックをお願いします。
 
 
今週の言葉  工場内のあらゆる場所に住所を付けよ。